寝具を見直して熟睡しよう
ポイントは寝ているときの姿勢、湿度、温度
寝つきやすく、途中で目が覚めない、深い眠りという「上質な眠り」を手に入れるためには寝具にも気を配る必要があります。
良い寝具の条件は寝ているときに適切な「姿勢」、「湿度」、「温度」が保てるものです。
具体的には次の3つがよい寝具の条件になります。
- 立っているときの姿勢に近い姿勢が保て、首の骨や背骨が不自然に曲がらないような枕とマットレス
- 汗を吸いやすく、布団の中の湿度が高くなり過ぎないシーツやかけ布団
- 季節に合わせて、寝やすい温度が保てる敷き布団やかけ布団
朝、首や肩がこっている人は枕が合っていない
高すぎたり低すぎる枕は、どちらも首の骨が不自然に曲がる姿勢で寝ることになります。呼吸がしづらく、首や肩の筋肉に負担がかかります。
朝起きたときに首や肩がこっている感じがするときは、枕の高さが合っていない場合があります。
頭をのせた時に6〜8cmくらいの高さになるのがよい枕です。
ちょうど良い高さの枕を買ったつもりでも、頭の重さで沈み込むマットレスに乗せると低すぎる枕になってしまうことがあります。バスタオルを重ねるなどで調節しましょう。
よいマットレスの条件
腰が沈み込むような柔らかいマットレスは、背骨まわりの筋肉や内臓にも悪い影響を与えて、睡眠の質を低下させます。
またこういうマットレスは寝返りがスムーズにうてないという大きな欠点も持っています。
良いマットレスの条件として「体重をできるだけ分散して受けるもの」ということがあります。
腰や肩が沈み込むマットレスは、その沈んだ部分で体重のほとんどを受けていることになります。
最近は低反発マットレスなど、良い素材のマットレスがでているので寝具店で相談してみるのもよいと思います。
寝づらいと感じる原因でもっとも多いのは蒸し暑さです。
布団の中の湿度が45〜55%、温度が32〜34度がもっとも寝やすい環境といわれています。吸湿性のよいパジャマ、シーツを選び、季節に合わせて毛布やかけ布団を調節しましょう。
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