マットレスで快眠を誘う
健やかな睡眠のために、自分の体の作りについて知っておいて損はないでしょう。
寝ているときの姿勢は睡眠に影響しますが、姿勢に関係するのが脊柱です。
姿勢は大事
脊柱は、首から始まり背中をとおり腰の下まで伸びています。
これを横から見るとS字カーブが連続した線を描いています。
首の部分は前方に、肩のあたりは後方に、腰のあたりで前方、そして最後は一番下の仙骨という部分が後方にカーブしています。
直立しているときにこのカーブがあるおかげで、人はあまり力を使わずに楽に姿勢を保つことができるのです。
横になって寝るときもこのカーブのままの姿勢を可能な限り保つと快適に眠ることができると言われています。
理想的な寝具とは
理想的な姿勢を保つために敷布団や枕などの寝具に何を選ぶかは重要でしょう。
ではどんな寝具が良いのでしょうか。
従来の綿を使った敷布団で寝ている方は多いかもしれません。
しかし、敷布団の場合は体の姿勢を正しく保ちやすいでしょうか。
新しくて厚みがあるうちは気にならないかもしれませんが、毎日使っているうちに厚みがなくなっていき、綿も硬くなるのではないでしょうか。
中綿の打ち直しで回復させることができるとはいえ、それなりの手間と費用が掛かってしまいますよね。
こうした気になる点を解消できるのが「マットレス」と呼ばれる寝具です。
ちなみに、マットレスという名はアラビア語の「横たわる場所」を意味する言葉が由来だということをご存知ですか。英語のマットとは語源は違うそうです。
マットレスと姿勢
マットレスと言っても様々なタイプのものがありますが、ここでは床に直接置くタイプについて取り上げます。
綿の布団との大きな違いは、理想的な姿勢を保つのをサポートしてくれる点です。
横になった時、頭からかかとまで体のそれぞれの部分は異なる形状をし、かかる重さも異なります。
寝具の側でその違いを吸収しながら、重さを分散することができれば体全体の負担は最小限にすることができます。
とくに、その違いを感じられるのは仰向けに寝ているときよりも、横向きになった時でしょう。
このとき肩と頭との段差が最も大きいですが、その差を吸収できるくらいの寝具が理想です。もちろん枕の役割も大きいですが。
マットレスは、綿では実現しにくい硬さや伸縮性や復元力などを研究し、理想的なかたちを作ることを目指して開発されています。
まだの方はマットレスを試してみてはいかがでしょうか。
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