レム睡眠とノンレム睡眠
わたしたち人間にとって、眠ることは必要な習慣ですし生きていくために不可欠です。
眠ることが嫌いな人はほとんどいないと思います。
もし嫌いだとしても眠らないで済むわけではないですよね。
では眠りの質を高めるために、そもそも睡眠とは何なのか見ていきましょう。
睡眠とは、脳が脳自身を休ませるための防御機能だと言われています。
「睡眠のサイクルを知る2―レム睡眠とノンレム睡眠」で述べたように、睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という主に2つの状態があります。
この点をさらに詳しく見ていきましょう。
レム睡眠とは
レム睡眠は「REM」睡眠のことで、「Rapid Eye Movement」の頭文字に由来しています。
Rapid Eye Movementとは急速眼球運動という意味ですが、眠っているときに、瞼は閉じていても目を小刻みに動かしているときのことを言います。
その特徴は浅い眠りです。ウトウトしていてすぐに目覚めやすい状態ですね。
このレム睡眠のときに夢を見ていることが判っています。
実は、一晩のうちにいくつも夢を見ているのですが、多くの夢は記憶されずに忘れてしまうようです。
たくさん見た感覚はあるのに、目覚める直前に見ていた夢しか覚えていないことが多いのはそのためです。
浅い眠りのとき、脳の中では一日に入ってきた情報の整理整頓と記憶の固定が行われます。
例えるなら、図書館のスタッフが一日の終わりに、本棚の並びを整えたり返却された図書を元の棚に戻したりして、翌日に備える様子に似ています。
身体は休んでいますが、脳としては活動的な状態です。
ノンレム睡眠とは
ノンレム睡眠は、レム睡眠の反対で、脳の大部分が休んで眠った状態のことです。
このときは深い眠りに入っており、夢は見ませんしすぐに目覚められない状態となっています。
身体はすっかり力が緩んで麻痺しています。
これによってエネルギーの消費が抑えられて、ぐっすり眠ることができます。
眠り始めから3時間くらいまでは、一気にノンレム睡眠に入って深く眠ります。
もしこのときに突然起こされると、身体が言うことをきかない、いわゆる“寝ぼけている”状態になるわけですね。
一晩の中で、レム睡眠とノンレム睡眠が70〜110分、平均90分の周期で交互にあらわれて、朝の目覚めに向かっていきます。
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