睡眠を助けるという5-HTPの効果
5-HTPというサプリの名前をお聞きになったことがあるでしょうか?
5-HTPとは、5-ヒドロキシトリプトファンのことで、脳内ホルモンである「セロトニン」「メラトニン」の原料となる成分です。
睡眠ホルモンの材料となる物質
5-HTPはアフリカ原産のマメ科の木「グリフォニア・シンプリフォリア」から抽出されます。
5-ヒドロキシトリプトファンという名前を聞いて、「それってトリプトファンの親戚?」と気づいた方、鋭いです!!
トリプトファンとは体内では合成できない必須アミノ酸で、「セロトニン」「メラトニン」の原料となります。
トリプトファンは、L-トリプトファンとしてサプリとしても摂取できます。
心の安定に不可欠
5-HTPはトリプトファンから作られる代謝物です。つまりトリプトファンが親で、5-HTPは子どものような関係です。
トリプトファンは次のように代謝されます。
トリプトファン → 5-HTP → セロトニン → メラトニン
セロトニンは「幸福ホルモン」として知られており、脳の興奮を鎮める精神の安定をもたらす物質です。睡眠を助ける働きもあります。
セロトニンが不足すると不安症、うつ病になることが知られています。
トリプトファンはセロトニンの元々の原料ですので、不眠症改善のために、トリプトファンを多く含む、肉類を多く食べるように勧める専門医も多くいます。
トリプトファンよりも効果的
さて、5-HTPはトリプトファンよりも1段階セロトニンに近い物質(セロトニンの前駆物質)ですので体内でセロトニンへの変換が効率的になされます。
それでセロトニンを増やしたいならトリプトファンよりも5-HTPを摂取するほうが効果的です。
5-HTPはアメリカではサプリとして手軽に入手できますが、日本では医薬品扱いになりますので、アメリカから輸入した5-HTPを個人輸入で購入することになります。
効果と副作用
5-HTPには、睡眠障害やうつ症状、不安症に効果がありますが、さらに空腹感を抑える働きもあり、ダイエットサプリとしても期待できます。
副作用としては吐き気があります。腸にセロトニンの受容体があり、大量のセロトニンに過剰反応を示すためです。
また長期間の大量摂取で肝臓の障害を起こす可能性が指摘されています。
用量を十分に注意し1日100mg程度であれば問題ないとされています。
アメリカでは50mg〜100mgを1日2回、食前30分前か、食間空腹時に服用するように書かれています。
ナイアシン、葉酸、ビタミンB6を一緒に摂取すると効果的です。
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