お布団の温度と眠りの深さの関係

お布団の温度と眠りの深さの関係

なぜ人は眠るときにお布団を掛けるのでしょうか。

 

寒さを感じるから、というのが一般的な理由かもしれません。

 

もちろん、夏場の熱帯夜のときはできれば掛けたくないものです。

 

温度と睡眠の関係

 

夜眠るとき、深く眠れるかどうかはお布団の温度が大きく関係しているのをご存知でしょうか。

 

深く眠って快眠をキープするには、お布団の中の温度は33℃くらいが最適だということが分かっています。

 

33℃では低い?

 

しかし、人間の平均体温(平熱)は36〜36.5℃くらいですから、33℃では低くないのでしょうか。

 

実は平熱と言われているのは深部体温のことで、皮膚表面の温度は32℃くらいなのです。

 

ですから、お布団が温められたときの温度は32〜33℃ほどと言われています。

 

一方、深部体温のほうはお布団に入る前から下がっていき、入眠しやすい状態になっていきます。

 

お布団の温度を32〜33℃にキープできることがポイントで、もしお布団が薄かったり十分に掛かっていなかったりすると、睡眠が阻害されかねません。

 

ですから、寒さを感じてお布団を掛けたくなるわけですね。

 

湿度も眠りに深い関係が

 

温度と同時に重要なのは、お布団の中の湿度です。

 

ところで夏の夜、最低気温が25℃を上回ると「熱帯夜」と言われ、寝苦しく熟睡どころではなくなります。

 

ましてや33℃もあったらとても寝られたものではないでしょう。

 

さきほどお布団の中の温度は33℃くらいが最適と書きましたが、矛盾していないでしょうか。

 

その違いはお布団の中の湿度が関係しています。

 

実は、人が温かくて快適だと感じる湿度は50%くらいだと言われています。

 

夏でももし湿度が50%くらいに収まっているなら、気温が25℃以上でも快適に眠れるかもしれません。

 

吸汗しやすさも大切

 

ところで、寝入りばなは眠りの深さに比例して大量の汗をかくのを知っているでしょうか。

 

もしお布団がその汗を吸収したり発散したりしてくれない素材だと、お布団の中の湿度が上昇します。

 

すると、熱帯夜と同じように不快で眠れなくなってしまいます。

 

つまり温度33℃、湿度50%くらいにキープできるお布団を使えば、毎晩快眠を楽しむことができそうですね。

 

この適切な温度湿度を保てるお布団かどうかが、眠りの深さにつながり快眠できるかが決まるということですね。

 

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