なぜ枕は通気性が重要か
人間の理想的な状態を表す言葉の一つに「頭寒足熱」というのがあります。
これは、頭部の温度は低めにして、足元は温めると、身体にちょうど良く、快適に感じるという意味があります。
頭寒足熱は快適に眠るためにも大切で、ぜひ追求したい状態です。
快適な理想の枕
就寝中、枕に頭を乗せていますから、枕が頭部をほどよく冷却してくれるものが望ましいでしょう。
つまり通気性が良く、熱がこもらない枕が理想です。
通気性が良いものですと、ほどよく頭を冷却するだけではなく、衛生面でも安心です。
もし通気性が良くないとどんな問題があると思いますか。
通気しにくいと熱と水分がこもりやすくなり、ムレやすくなりますしカビや雑菌が繁殖しやすくなります。
さらにダニも増えてアレルゲンの温床になりかねません。
快適で健康的な枕には通気性の良さは欠かせないことが分かります。
熱がこもらないことがポイント
では熱がこもりにくいのはどんな枕でしょうか。
枕の素材が肝心ですので、ここをよく考えて選びましょう。
熱がこもりにくい素材は、そばがら、ひのき、パイプ素材、羽根などです。
何となくイメージしやすいと思います。
通気性がよくないもの
一方、通気性が悪い素材は、ポリエステルわた、低反発ウレタン、スノー素材などです。
しかし低反発ウレタンなどは次々と改良されているので、最近のものは通気性が改善されている場合があります。
簡単に通気性を調べる方法があります。
それは、枕に顔を埋めてふつうに呼吸ができるか確かめてみてください。
呼吸できるようなら通気性はあるということですし、全く呼吸できなければほとんど通気性はないと判断できます。
枕の形状も場合によっては通気性に影響する場合もあります。
枕選びのときは、高さや固さだけでなく、通気性も確かめるようにしましょう。
通気性のいい枕を選びたい!
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