市販薬を飲むのはどうか

入眠を助ける市販薬を飲むのはどうか

睡眠薬は「こわい派」ですか「平気派」ですか?

 

市販薬睡眠薬の使用をたいへん怖がる人とそれほど抵抗なく受け入れる人がいます。

 

市販の睡眠薬を飲んでいる場合、有名で作用が軽めの(と思われる)薬を飲んでいる人と、医師の処方で覚えた薬を個人輸入などで購入して飲んでいる、というパターンに分かれるようです。

 

睡眠薬は適切に使うと、アルコールの力を借りて眠るよりもむしろ害は少ないといわれますが、それはあくまでも医師の指導の下で飲む場合で、個人判断が「いつも適切」であることは期待できません。

 

睡眠薬を決めるときに考慮すること

 

医師が睡眠薬を処方するときは、まず患者の不眠症が入眠困難なのか、中途覚醒なのかというパターンを見て、薬の有効時間を短時間型にするか、長時間型にするかを決めます。

 

また、患者の過去の病気や現在飲んでいる薬などを考えあわせて、なるべく副作用の少ない薬、飲み合わせの悪くない薬を選びます。

 

さらに薬を止めたときにどういう反動がおこるかなども考えて処方します。素人ではとてもそこまで考えることはできません。

 

素人判断では難しい薬の「依存性」への対処

 

現在使われている睡眠薬は、脳内の神経伝達物質に作用して、不安をやわらげたり、眠気をもよおしたりする、ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤が主流です。

 

そのなかでも不安をやわらげる作用の強いものは「抗不安薬」、眠気をもよおす作用の強いものは「睡眠導入剤」と呼ばれています。

 

その中でも短時間型の薬は寝つきのわるい「入眠困難型」の不眠症に用いられます。効き目がすぐあらわれますが、薬の作用が抜けるのも早い薬です。

 

ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤は依存性があり4週間以上使用すると、同じ量ではだんだん効き目が弱くなってきます。そうなると、いったん服用を中止するのがふつうです。

 

しかし、急に薬を止めるのも反動で不眠の症状がよけい重くなったりすることがあるので、徐々に薬を減らしていく必要があります。これもやはり素人判断では難しいことです。

 

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